防災まちづくりの一環で、「マンション防災」をまちづくり委員会主導で、実践しています。
その取組の一つとして、醒泉学区のマンション住民を対象とした「減災カフェ」を、令和6年11月10日(日)午前10時~@下京小学校ランチルームと中庭で開催しました。
事前申込制で、29組の世帯と地域の方に参加いただきました。たくさんの申込、ありがとうございます。
最初に、シールdeアンケートをした後、醒泉学区の防災まちづくりとマンション防災について学びました。そして、今年もチームKUSABIメンバーで京都市食育指導員の鳥本さんを講師に迎え、減災カフェ「段ボール窯でピザ作り」スタートです!
もしも、インフラが止まったら…水やガスが使えなかったらを想像しながら…
幼児や低学年のお子様も多かったので、御家族みんなで11グループに分かれて、ピザ作りに夢中に取り組まれていました。そのあとは、11グループ分のピザを焼かなければならないので、段ボール窯も大変忙しく稼働しました。鳥本さん達のスタッフの方も応援に駆けつけていただいたので、たくさんのグループのピザを焼くことができました。
段ボール窯は、事前に鳥本さんが作製しされたもので、飲料500mlペットボトル用段ボールの内面全てにアルミ箔を張り合わせたものです。熱が逃げない仕組みになっており、熱源は「炭」です。炭の管理は、まちづくり委員会、民生児童委員、シルバークラブや少年補導などの地域の皆さんに協力いただきました。
最後は、皆さんで、「防災のこと」を語り合う時間を設けました。
子どもたちは、お菓子を使ってのポシェット作りに行っている間…
大人の皆さんは、「防災ボトル」を作りながら、日頃生活して思っている不安なことや、防災上の懸念点などを語り合ってもらいました。また、醒泉学区もまちづくり委員会を中心に、マンション防災に取組んでおり、大規模災害時のマンションの窓口との繋がりを作りたいとお伝えしました。
皆さんからは、「子供と一緒に参加できて楽しかった。」「防災への意識が高まり、子どもにも良い体験になりました。 企画していただきありがとうございます。防災ボトル作りの際には、運営スタッフさんが3歳の子を見てくださったおかげで、親も防災WSに参加することができました。」など、多くの意見をいただけました。
来年度も「減災カフェ」は、継続していきたいと考えています。まちづくり委員会を中心に、学区のみんなで企画をどんどん出して、新たなチャレンジをしていきたいと思います。
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